【My フェイバリット】
本当に気に入ったモノに出会うことは、そんなに多くはありません。
「お気に入りのモノが壊れてしまったので、似た雰囲気で探そう。」と、探し始めたものの、なかなか気に入ったものが見つからない。
私だけではなく、多くの方が経験されていることだと思います。
AL SOLEのお客様でとてもお洒落な方がいらっしゃいます。
自分が好きな洋服と似合う洋服が一致しているだけでなく、その方の独自のスタイルを持っていらっしゃいます。
「これと似ているグローブを探していたのだけど、気に入ったものが見つからなくて…」
甲のニット部分はまだ傷んではいないものの、掌のレザーにはいくつか大きな穴が。
結局、探すのは諦めて、掌のレザー部分を張り替えることになりました。
革を外して、パターンを引いて革を探して裁断から縫製へ。
小さいが故に、作業が細かくなるので革職人が苦労しながら作り直しました。
指先が出ているドライビンググローブ風のものですが、このグローブがアクセントになって本当にカッコいいのです。これを着こなせる方はそう多くないと思います。
「My フェイバリット」、ピッタリ言い当てている言葉だと思いました。